痩身効果が高いのは？マグネシェイパーとEMSの違いをご紹介

エステやパーソナルジムでは、パーソナルシェイパーを導入するところが増えています。しかし、EMSとの違いが判らず、どちらの痩身効果が高いのか気になっている方もいらっしゃるでしょう。また、どのようなメカニズムであるのかも気になります。ここでは、パーソナルシェイパーとEMSの違いとともに、メリットや注意事項をご紹介します。

マグネシェイパーとEMSの違いは何？

マグネシェイパーとEMSは、どちらも痩身施術に使用されるマシンです。この2つには、どのような違いがあるのでしょう。

通電のメカニズム

マグネシェイパーとEMSは、通電のメカニズムが異なります。

EMSは、皮膚にジェルなどを塗り、専用の機器を使って直接電流を筋肉に流します。
EMSの電気刺激によって、筋肉は強制的に収縮・緩和されるメカニズムです。一方、マグネシェイパーは、磁場を生成および変化させることによって通電し、これを運動神経に作用させて筋肉を動かすメカニズムです。
磁場の変化によって生じた電気が、筋肉細胞内の運動神経に働きかけ、脳から筋肉を動かす支持が出されるのと同様の自然な動きを生み出します。

刺激が届く深さ

マグネシェイパーとEMSの違いは、刺激が届く深さです。

EMSは皮下到達距離2センチ～3センチであるのに対し、マグネシェイパーは7センチ～10センチです。到達距離が3倍ほど違います。なぜなら、EMSは皮膚から直接的に電流を流すため、筋肉の表面層に作用し、深層まで到達できないからです。
マグネシェイパーは皮下深層まで到達可能なので、インナーマッスルも鍛えられます。

痛み

マグネシェイパーとEMSの違いは、痛み安全性です。EMSは肌から直接電流を流すため、ピリピリした痛みや刺激を感じることもあります。低周波のEMSはその傾向が強く、やけどするリスクもあります。一方、マグネシェイパーは肌から直接電流を流すのではありません。そのため、ピリピリした痛みや刺激もなく、やけどのリスクもないのです。安心して施術が受けられます。

マグネシェイパーのメリット

マグネシェイパーには、どのようなメリットがあるのでしょう？

運動が苦手な方も筋トレができる

マグネシェイパーは、10分で1万回の筋肉運動を行ったことになります。実際に体を動かさなくても、マグネシェイパーが筋トレと同様の刺激を与えてくれるため、運動が苦手な方も辛い思いをせずに筋肉がつけられるのです。運動が苦手な方や、三日坊主で挫折してしまうという方におすすめです。

服を着たままでも施術が受けられる

マグネシェイパーは、フックを着たままで施術が受けられます。そのため、洋服を着替える必要もありません。EMSのようにジェルを塗って施術しないため、ジェルのひんやりした感触が苦手な方にもおすすめです。

体のさまざまな部位に使える

マグネシェイパーは、体のさまざまな部位に使用できます。お尻のたるみが気になっている、二の腕がぶよぶよしているなど、コンプレックスを感じる箇所に背中が受けられます。ただ痩せるだけでなく、筋肉をつけてスリミングできるため、美しい仕上がりになるのもメリットです。

マグネシェイパーの注意事項

マグネシェイパーの施術を受ける際には、次のことに注意しましょう。

金属製のものは身につけない

マグネシェイパーの施術を受ける際は、金属製のものを身につけてはいけません。電磁波を用いた施術であるため、金属があると本来の効果を得られないことがあります。また、ペースメーカーなどを入れている方は、施術を受けられません。

妊娠中の方は受けられない

マグネシェイパーは安全性の高い施術ですが、誰もが受けられるわけではありません。妊娠中の方や月経中の方は、マグネシェイパーの施術を受けるのは禁物です。そのほかにも、心臓病や高血圧、転換などの持病を抱える方も、マグネシェイパーは避けましょう。

1日の施術時間は合計1.5時間

早く痩身効果を得たいからと言って、長時間の施術を受けるのは禁物です。マグネシェイパーは筋肉運動と同じ効果があるため、長時間やりすぎると筋肉が疲弊してしまいます。1日の施術の合計時間は1.5時間、一部1時間までに抑えましょう。

まとめ