コラム
2024年08月20日

アルコールが好きでも痩せる!体を整えることが大切な理由について解説

夜に飲む1杯のアルコールを楽しみに、毎日がんばっている人も多いでしょう。それなのに、痩せたければアルコールをやめろというのは辛い話です。アルコールを飲むと、痩せにくくなるのは事実ですが、アルコールを完全に止めなくてもダイエットはできます。

飲み方や日々の行動を変えるだけで、痩せることは可能です。今回は、アルコールを減らさなくてもできる、ダイエットの方法について解説をします。

1. アルコールが好きな方は痩せにくいのか?

アルコールは太るとよくいわれます。その説の真偽と、痩せるためにはアルコールを減らすことは不可欠なのかについて解説します。

1-1. アルコールよりもおつまみが問題

アルコールをまったく飲まない人に比べて、よく飲む人の方が太りやすいのは事実です。エンプティカロリーだから、アルコール自体のカロリーを気にする必要はないという説もあります。

しかし、ほとんどの人はアルコールと合わせておつまみを食べるはずです。 チーズやサラミなどに代表されるように、アルコールによく合うおつまみは高脂質のものが多くなります。これが摂取カロリー過多になる原因のひとつです。また酔いが回るにつれ食欲が増して食べ過ぎてしまい、さらにカロリーオーバーになります。

またアルコールは肝臓に負担をかけてしまうことから、体に脂肪がつきやすくなります。肝臓は糖や脂質などを分解する臓器です。しかしお酒を飲んだときに、アルコールが優先的に肝臓で分解されます。その結果、後回しにされた糖や脂質は肝臓で十分に代謝されず、中性脂肪として蓄積されます。おつまみに含まれる糖や脂質の量は、少ないに越したことはありません。

1-2. アルコールを減らしてもダイエットにならないこともある

ダイエットのためにアルコールを無理に減らしたり、断酒したりすると逆効果になることもあります。なぜなら、好きなアルコールを我慢することが、人によっては強いストレスになるからです。ストレスを感じている人の体の中では、コルチゾールと呼ばれるホルモンが増えます。そしてコルチゾールの主な作用は血糖値を上げたり、脂肪を蓄積させたりすることです。好きなアルコールを我慢して減らしても、ストレスのせいでかえって太ってしまうこともあります。

2. アルコールが好きなままでも痩せられる

アルコールをやめずにダイエットをする方法について解説します。

2-1. 飲むアルコールの種類を変える

アルコールにはさまざまな種類があります。ダイエットを意識するのなら、できるだけ糖質の少ないアルコールを選びましょう。おすすめは蒸留酒です。ウイスキー、焼酎、ジンなどの蒸留酒には、糖質はほとんど含まれていません。これらを水やソーダで割って飲むと、アルコール自体のカロリーを最小限に抑えられます。

逆におすすめできないのは日本酒やワイン、ビールなどの醸造酒です。これらには糖質が多く含まれるので、アルコールだけでも太りやすくなります。また蒸留酒であっても、果汁などを加えたカクテルにしてしまうと糖質が増えて、カロリーが高くなるので避けるようにしましょう。

2-2. おつまみを変える

初から肉などを食べることは止めて、先にサラダやお浸しなどの野菜類、またはキノコ類を食べるといいでしょう。これらに含まれる食物繊維には、血糖値の上昇を防ぎ、脂肪の合成を抑える効果があります。また野菜やキノコは低カロリーなので、多く食べてもカロリーオーバーになる心配はほぼありません。

次は肉や魚を摂っても大丈夫ですが、できるだけ高タンパク質かつ低カロリーのものを選ぶようにしましょう。タンパク質には肝臓の細胞を修復する作用があります。アルコールによる肝臓のダメージを軽減するには、タンパク質は欠かせない栄養素です。鶏のむね肉や「ささみ」を使ったおつまみ、あるいは大豆製品の冷ややっこもおすすめです。脂質の多い鶏モモ肉の唐揚げなどは避けるべきでしょう。

2-3. 飲んだ翌日の行動を変える

アルコールを飲んだ翌日は、少しでも動いてカロリーの消費を意識しましょう。アルコールの量は十分に気をつけていても、おつまみを食べすぎていることがあります。カロリーオーバーが続くのを避けるために、飲んだ日の翌日は食事を制限すべきです。食事量を減らす必要はありません。普段よりも野菜を増やしたり、豆を中心にした高タンパクで低カロリーな食材を多めに摂ったりするのがおすすめです。

また摂りすぎたカロリーは、脂肪になるまえに消費しなければいけません。運動習慣のある人は、積極的に体を動かしたりジムへ行ったりして、やや強めの運動をするといいでしょう。運動習慣のない人は、ウォーキングでも十分効果があります。1時間ほどウォーキングができればベストです。ウォーキングの時間が取れない場合はエレベーターを使わず階段で上がったり、いつもより1駅多く歩いたりなどの工夫で運動量を増やせます。

3. アルコールが好きな方は血行改善を意識しよう

血行が悪くなると水分が適切に排出されず、体がむくんで太って見える原因になります。それだけでなく、むくみは体全体の代謝まで下げることになり、脂肪が燃焼しにくい体となります。アルコールはむくみの原因になるので、お酒が好きな方はむくみへの対策がとくに必要になるでしょう。 むくまないためには血行を良くすることが何よりも大切です。血行を改善するには食生活を見直す、冷たい飲み物を避けるなどと共に、運動習慣を身につけたり暖かいお風呂に浸かったりすることが有効です。他にもエステのマッサージや整体の施術も、血行改善が見込めます。

4. まとめ

痩せるためにアルコールを完全に止める必要はありません。飲むアルコールとおつまみを意識するだけで、お酒を十分に楽しめます。ただし飲んだ翌日の行動には注意しましょう。また日頃から、血行を良くすることを心掛けることも大切です。ちょっとした注意をすることで脂肪を防げるため、アルコールを飲みながらストレスのない減量に取り組めます。

美容と健康のサロン「La・Fonte(ラ・フォンテ)」は東京都豊島区にあるサロンです。スタッフやトレーナー、専属の整体師がマンツーマンでお客様と向かい合い、美容と健康について丁寧なアドバイスをいたします。血行改善や新陳代謝の向上に期待できる、インディバのメニューもご用意しています。居心地が良くアットホームな空間ですので、お子様連れでのご利用も可能です。どうぞ気軽にお問合せください。

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